中には不適切な活動をする高校も
広域通信制課程に関わる不適切な活動の事例
①学校の管理・運営について
◆民間教育施設による教育活動と混然一体となった運用
・提携する民間教育施設が当該学校の看板を掲げている。
・学校が備えるべき表簿が提携する民間教育施設において保管されている。
・民間教育施設において、当該学校の教員でない者や校長の監督権が及ばない者が添削指導や試験の実施等の学校教育活動を行っている。
②教育活動について
◆添削指導
・添削指導を、マークシート形式など機械的に採点ができるような課題や、択一式の問題のみで構成される課題により行っている。
管理人コメント:これはひどいですね~。ここまで入学前にチェックするというのはなかなか難しいですね。でも、こういうところは資料を請求してもなかなか届かない、電話してもいつも電話中、職員の態度が悪いなどどこかにひずみが出ているのではないかと予想します。
◆多様なメディアを利用して行う学習による面接指導等時間数の免除
・多様なメディアを利用して行う学習を取り入れることにより、面接指導の時間数又は特別活動の時間数を免除している学校が、当該メディアを利用した学習の視聴確認や成果の評価を行っていない。
管理人コメント:教育活動については、手抜き系が多いということですね。
◆試験
・試験を自宅試験の方法で行っている。
管理人コメント:カンニングし放題、優秀な友達に解いてもらうなどいろいろな可能性を感じますね。
・全ての科目において自由な成果物の提出により試験の代わりとしている。
・試験問題が毎年同じ。
管理人コメント:どっひゃー。せめて5種類くらい作って回してもらいたいものです。
通信制の生徒の家庭等での1日平均の学習時間は?
ほとんどしていない約50%。30分~1時間が約32%という割合になっています。一方で、約5%の方が3時間以上の学習を行っているようです。おおむね1日1時間以上勉強していれば、よく勉強をしているということになるようです。
学習を妨げているもの
こういうデータがあるということは、ちょっと学習時間が少ないぞと文部科学省が思っているということなのでしょうか。約42%の方が疲れ、約31%の方が勉強がきらい、約30%の方がテレビやゲームなどの趣味、約18%が学習方法がわからない、といった結果のようです(複数回答が可能な調査だったのでしょう)。