通信制高校よくある質問

通信制高校に関するみんなの疑問

カリキュラム

通信制高校に興味がある人がよく抱くような質問がいろいろあったのでその辺りをまとめてみたいと思います。

通信制高校は何年間で卒業できますか?

高等学校の卒業は、3年間以上の在籍期間が必要となります。高校卒業のために必要なことは、次の3つがあります。
①3年間以上の在籍
②74単位以上の取得(必修科目を含む)
③特別活動30単位時間の出席

以前の高校の単位を引き継ぐことができますので、遅れることなく卒業することができます。ただし、基本的な教育カリキュラムは1988年以前の「4年以上在学」を条件とした当時と変わっておらず、3年で卒業するには、高等学校卒業程度認定試験(略称:高認)で、合格した科目を単位に参入するか、学校の設定する補修スクーリングを受講する必要があります。今は、大検(大学入学検定)とは言わず、高認と言うのですね~。

通信制高校の法的な根拠

学校教育法の第45条に基づいて制定されています。ちなみに、学校教育基本の第一条(目的)には、「この法律で、学校とは、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。」と書かれていることから、これらの教育を対象とした法律ということがわかります。

通信制高校を選ぶ理由は?

①毎日学校に通うのが困難
仕事と学校の両立、不登校、さまざまな理由から生まれる自分のペースで学びたい、でも高校は卒業したいというニーズに柔軟に対応できるのが、通信制高校のシステムです。自分の個性や体調、境遇に合わせて無理なく高校生活を送られます。

②大きな夢や高い目標を実現するために選んだ
プロスポーツ選手、芸能タレントなどに自分の時間に合った学習時間の管理のできる通信制高校は最適な環境です。

③いろんな立場や年齢の人が集まるから選んだ
学年ではなく単位制を導入しているので、学年や年齢による感じる心配がありません。若者から80歳代までが共に学んでいます。

④学費が安いから負担になりにくい
学費については、様々なのでまずは一度学校の見学に行ったり資料請求をしてみるのが良いです。特に学校見学は、生の雰囲気を味わえるので億劫に感じるかもしれませんが、大切です。